連載
「連載小説」などのように使う「連載」という言葉。
「連載」は、音読みで「れんさい」と読みます。
「連載」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「連載」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
連載の意味
「連載」には次の意味があります。
・小説・随筆・記事などを新聞・雑誌などに続き物として続けて掲載すること。（出典：デジタル大辞泉）
「連載」という言葉をわかりやすく言うと、「記事などの文章や漫画などが単発ではなく連続して新聞や雑誌に載ること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・なさそうでありそうなもの、というコーナーが雑誌に連載されていた。
（出典：姫野カオルコ『禁欲のススメ』）
・もし雑誌に連載という形を取っていなければこんなに続かなかっただろう。
（出典：横尾忠則『わが坐禅修行記』）
・早いもので、この連載を始めてから、一年半もの月日がたってしまった。
（出典：中村うさぎ『ショッピングの女王』）
・連載されたままで、まだ単行本になっていないものがいろいろありますね。
（出典：河盛好蔵『井伏鱒二随聞』）
・この連載企画の執筆にあたって、これらの回想記をわざと使わなかった。
（出典：御田重宝『シベリア抑留』）
・そんなこんなで、二年半ほど遅れての連載スタートとなったのであります。
（出典：夢枕獏『大江戸釣客伝(下)』）
・連載が終った時に報告してびっくりさせて差し上げるつもりでいた。
（出典：向田邦子『父の詫び状』）
・当連載の唯一の美点は、容赦ない現実から目をそらさないことであった。
（出典：森見登美彦『美女と竹林』）
