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連綿とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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連綿

「連綿と受け継がれる」などのように使う「連綿」という言葉。

「連綿」は、音読みで「れんめん」と読みます。

「連綿」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「連綿」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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連綿の意味

「連綿」には次の意味があります。

長く続いて絶えないさま。(出典:デジタル大辞泉)

連綿の「綿」には、綿花から綿(わた)とる際に繊維の絡みが切れることなく、長く続くイメージがある言葉です。

その状態が途切れたり変わったりしないことを表わす「続」とセットで使われることにより、長く続く状態が絶えない状態を表わすようになりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・堺は、鉄砲鍛冶かじの技術が連綿と受け継がれた工場街として知られている。
(出典:高杉良『勇気凜々』)

・それまでは、古代・中世を通じ連綿と受け継がれてきた古典を、そのまま無批判的に習得することに力が注がれていた。
(出典:小山慶太『科学者はなぜ一番のりをめざすか』)

・少なくともその始末は、連綿と伝えられてきた尊皇の伝統という立場から言って、藩内外の納得を得られるような形をとらなければならないのだ。
(出典:藤沢周平『回天の門』)

・茂吉は眼前の道の光のなかに、ある悲壮な思いとともに、連綿と続く魂の一本道を見ていたのだろう。
(出典:大岡信『名句歌ごよみ[恋]』)

・見学にいった工場でも、連綿と引き継がれた職人芸によってささえられている現場を見た。
(出典:高橋伸夫『できる社員は「やり過ごす」』)

類語

延々(えんえん)
意味:非常に長く続くさま。(出典:デジタル大辞泉)

絶えず(たえず)
意味:とぎれることなく、引き続き行われているさま。(出典:デジタル大辞泉)

脈々(みゃくみゃく)
意味:長く続いて途絶えないさま。また、絶えず力強く感じられるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

続々(ぞくぞく)
意味:絶え間なく続くさま。(出典:デジタル大辞泉)

引っ切り無し(ひっきりなし)
意味:絶え間なく続くさま。切れ目のないさま。(出典:デジタル大辞泉)

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