通報
「警察に通報する」などのように使う「通報」という言葉。
「通報」は、音読みで「つうほう」と読みます。
「通報」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「通報」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
通報の意味
「通報」には次の意味があります。
・告げ知らせること。通知。報知。(出典:精選版 日本国語大辞典)
情報などを知らせることや、その知らせについてを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・もし警察に通報するのであれば、これほどの恐怖は感じないはずだった。
(出典:東野圭吾『赤い指』)
・たまたま死体を発見した通報者なら、ちょうどにかけてくるはずがない。
(出典:大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』)
・大臣が誰にも通報しないなら、どうしてあんたらは事件を知ったんです?
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 4 暇つぶし編』)
・なぜなら彼の船のことはイギリス領植民地に通報されていたからである。
(出典:ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(中) 地の果ての燈台』)
・しかし位置通報以外には特に船長へ報告すべき通信もほとんどなかった。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 1 銀河辺境への道』)
類語
・情報(じょうほう)
意味:ある物事の内容や事情についての知らせ。インフォメーション。(出典:デジタル大辞泉)
・報(ほう)
意味:しらせ。通知。報告。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・報告(ほうこく)
意味:告げ知らせること。また、その内容。知らせ。報知。報道。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・知らせ(しらせ)
意味:知らせること。また、その内容。通知。(出典:デジタル大辞泉)
・通達(つうたつ)
意味:告げ知らせること。通知。(出典:精選版 日本国語大辞典)