迷惑
「迷惑をかける」などのように使う「迷惑」という言葉。
「迷惑」は、音読みで「めいわく」と読みます。
「迷惑」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「迷惑」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
迷惑の意味
「迷惑」には次の意味があります。
・ある行為がもとで、他の人が不利益を受けたり、不快を感じたりすること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「煩わしく、嫌な目にあうこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こんな場合にそんな事をいわれちゃどんなに迷惑するか知れやしない。
(出典:甲賀三郎『ニッケルの文鎮』)
・しかしそのため他人に迷惑を掛けるというようなことは決してなかった。
(出典:高村光雲『幕末維新懐古談』)
・何かしら必ず迷惑はかけることになっちゃうだろう・・・って思ってた。
(出典:むぅ『「未来に向かって」』)
・御迷惑でなかつたら、今後も、いろいろ相談相手になつてやつて下さい。
(出典:岸田国士『歳月』)
・医師にとっては或は尊い飯櫃かも知れませんが、患者こそいい迷惑です。
(出典:小酒井不木『人工心臓』)
類語
・波乱(はらん)
意味:激しい変化や曲折のあること。また、そうした事態。騒ぎ・もめごとなど。(出典:デジタル大辞泉)
・支障(ししょう)
意味:さしつかえ。さしさわり。(出典:デジタル大辞泉)
・障害(しょうがい)
意味:さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。(出典:デジタル大辞泉)
・妨害(ぼうがい)
意味:邪魔をすること。(出典:デジタル大辞泉)
・難儀(なんぎ)
意味:行うことが困難なことや苦悩の状態などを意味する語(出典:実用日本語表現辞典)