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愚策とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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愚策

「天下の愚策」などのように使う「愚策」という言葉。

「愚策」は、音読みで「ぐさく」と読みます。

「愚策」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「愚策」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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愚策の意味

「愚策」には次の意味があります。

おろかなはかりごと。つまらない計画。また、自分の考えや計画をへりくだっていう語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

うまくいきそうにない駄目な方策などを指します。
読んで字のごとく「愚かな策」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・相手が寝静まっているとわかってるなら、威勢よく飛び込むのは愚策だ。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 8 祭囃し編』)

・無闇に自前の力を使うのは愚策だった。
(出典:高橋弥七朗『灼眼のシャナ 第3巻』)

・帝国鉄道株式会社案が、愚策中の愚策であることを説いた。
(出典:橋本克彦『日本鉄道物語』)

・海津城などを攻めてその背後から、信玄に攻めかかられるような愚策を取るわけはないのだ。
(出典:菊池寛『日本武将譚』)

・そして結局は、ここで愚策としか思われぬような忠告をしたりしないで、トランクを取りに行っていたほうが、むしろよかったことを、悟った。
(出典:カフカ/谷友幸訳『アメリカ)

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類語

愚計(ぐけい)
意味:愚かなはかりごと。また、自分の計画や考えをへりくだっていう語。(出典:デジタル大辞泉)

愚挙(ぐきょ)
意味:おろかな行ない。ばかばかしい行ない。ばかげたくわだて。(出典:精選版 日本国語大辞典)

弥縫策(びほうさく)
意味:一時のがれにとりつくろって間に合わせるための方策。(出典:デジタル大辞泉)

下策(げさく)
意味:へたなはかりごと。まずい策略。(出典:精選版 日本国語大辞典)

策略(さくりゃく)
意味:相手を自分の望んでいる事態におちいらせるためのはかりごと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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