返信
「返信用封筒」などのように使う「返信」という言葉。
「返信」は、音読みで「へんしん」と読みます。
「返信」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「返信」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
返信の意味
「返信」には次の意味があります。
・返事の手紙や電子メールを送ること。また、その手紙やメール。返書。(出典:デジタル大辞泉)
近年では返事の電子メールを言うことが多いですが、返事の手紙などについても「返信」といいます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私はすぐに返信を出したが、メールは受け取り拒否されて戻ってきた。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)
・これまで、手紙は常にこちらからの一方通行で、返信はなかったという。
(出典:笹倉明『遠い国からの殺人者』)
・それは当分仕方がないだろう、誰の人生にも一度はあることだ、と返信。
(出典:堀田善衞『スペインの沈黙』)
・さらに出席の返信枚数から実際に会へ出席する者が何十名かを推定する。
(出典:吉村昭『一家の主』)
・興味のある方はお手紙の中に、62円切手を貼ってあなたの住所氏名を明記した返信用封筒を同封してね。
(出典:小野不由美『悪霊シリーズ 8 悪霊だってヘイキ!下』)
類語
・答弁(とうべん)
意味:質問に答えて説明すること。また、その説明。(出典:デジタル大辞泉)
・レス
意味:インターネット上で、メールや掲示板(BBS)の書き込みなどに対する返信や返答のこと。(出典:デジタル大辞泉)
・受答(うけこたえ)
意味:相手のことばを受け入れ、それに答えること。ことばのやりとり。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・レスポンス
意味:応答。反応。対応。返事。(出典:デジタル大辞泉)
・回答(かいとう)
意味:質問・要求などに答えること。また、その答え。(出典:デジタル大辞泉)