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軽挙妄動とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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軽挙妄動

「軽挙妄動する」などのように使う「軽挙妄動」という言葉。

「軽挙妄動」は、音読みで「けいきょもうどう」と読みます。

「軽挙妄動」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「軽挙妄動」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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軽挙妄動の意味

「軽挙妄動」には次の意味があります。

軽はずみな行動をすること。軽率な行い。(出典:四字熟語を知る辞典)

良い結果になるのか悪い結果になるのか、よく考えずに行動してしまうことを指します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・各出先隊の指揮官はそのことを各自の隊員に伝え、軽挙妄動することのないよう注意を受けた。(出典:島尾敏雄『出発は遂に訪れず』)

・いま軽挙妄動すれば、政府や官僚たちの介入に耐えて、せっかくこれまでに築き上げてきた自衛隊が、国民全体から背かれてしまう。もういまは帝国軍隊の時代とちがう。(出典:森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』)

・大関は協会の、天下の財産だ。軽挙妄動は許されない。(出典:石井代蔵『千代の富士一代』)

軽挙妄動して、当局の捜査を妨害しないようにすることね。(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿3 巴里・妖都変』)

・いくら興奮してのこととはいえ、これではもう叛逆者だと思い、彼の軽挙妄動が調査活動全体の成功を危険に晒すとしても、もはやそれを止める手だてがないと考えた。(出典:ラヴクラフト・ハワード・フィリップス『狂気の山脈にて』)

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類語

軽佻浮薄けいちょううはく
意味:かるはずみで言動がしっかりしていない様子。(出典:四字熟語を知る辞典)

無思慮ぶしりょ
意味:思慮の足りないこと。深い考えのないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

調子者ちょうしもの
意味:おだてに乗って勢いづいたり、得意になったりする人。調子に乗って軽はずみなことをする人。(出典:デジタル大辞泉)

向こう見ずむこうみず
意味:将来のことを考えずに行動すること。(出典:デジタル大辞泉)

出鱈目でたらめ
意味:でまかせなこと。思いつくままに勝手なことを言ったり行なったりすること。いいかげんであること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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