転職
「会社を転職する」などのように使う「転職」という言葉。
「転職」は、音読みで「てんしょく」と読みます。
「転職」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「転職」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
転職の意味
「転職」には次の意味があります。
・他の職に変わること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「今の仕事を辞めて新しい仕事をすること」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一九一〇年代までは会社に勤めて働く人たちの転職率は高かったという。
(出典:片岡義男『日本語の外へ(下)』)
・彼が本気で転職を考え始めたある日、劇場にちょっとした変化が訪れた。
(出典:原田宗典『人の短篇集』)
・そのときはよもや私が転職する羽目になろうとは夢にも思わなかったが。
(出典:)
・転職について厳しい能力制限があるのも仕方のないことだった。
(出典:ベニー松山『隣り合わせの灰と青春』)
・初めて米国系の銀行に転職したとき、すべてがあまりに違っているのに驚いた。
(出典:幸田真音『傷 邦銀崩壊(上)』)
類語
・離職(りしょく)
意味:職務から離れること。(出典:デジタル大辞泉)
・異動(いどう)
意味:地位、勤務、住所などが変わること。新任、退任などの人事の動き。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・転勤(てんきん)
意味:同じ官庁や企業などの中で、勤務地が変わること。(出典:デジタル大辞泉)
・移行(いこう)
意味:ある状態から他の状態へ移っていくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・辞職(じしょく)
意味:勤めている職をやめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)