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超然とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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超然

「超然としている」などのように使う「超然」という言葉。

「超然」は、音読みで「ちょうぜん」と読みます。

「超然」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「超然」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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超然の意味

「超然」には次の意味があります。

・物事にこだわらず、平然としているさま。世俗に関与しないさま。(出典:デジタル大辞泉)

人の意識や生き方が世俗の雑事から離れて、高いところにある様子を表す言葉です。
超然主義という言葉もあり、外部の動静には関与せず独自の立場を貫く主義のことを指します。
類語に「孤高」などがあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なんにでも無関心で、家族のことにも興味を持たず、超然としていた。
(出典:桜庭一樹『GOSICK 第3巻』)

・自分があまり超然としているから、こんな誤解を招くのだろう。
(出典:山田風太郎『戦中派虫けら日記』)

・彼の判断力は、ほとんど希望から分離して、超然として高く舞っていた。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

・観念も時の支配の外に超然としていることのできるものではない。
(出典:芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』)

・彼らの祖先の歴史のおかげで彼らは卑賎な感情から超然としていられる。
(出典:スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』)

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類語

脱俗(だつぞく)
意味:世間から離れて、俗事にわずらわされないこと。俗事に執着しないで、あっさりしていること。(出典:デジタル大辞泉)

孤高(ここう)
意味:俗世間から離れて、ひとり自分の志を守ること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

浮世離れ(うきよばなれ)
意味:俗世間のことに無関心なこと。また、考え方や生き方が世間一般の常識とかけ離れていること。(出典:デジタル大辞泉)

超俗(ちょうぞく)
意味:俗界から抜け出ること。世俗を超越していること。(出典:デジタル大辞泉)

高踏(こうとう)
意味:俗な気持ちを捨てて、気高く身を処すること。(出典:デジタル大辞泉)

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