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起草とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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起草

「演説の原稿を起草する」などのように使う「起草」という言葉。

「起草」は、音読みで「きそう」と読みます。

「起草」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「起草」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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起草の意味

「起草」には次の意味があります。

草稿を書くこと。文案を作ること。(出典:デジタル大辞泉)

なんらかの文書を書く際に、構想を練って作り上げることを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・だが、残念なことに日本では法律の大部分は官僚が起草して議会に提案する。
(出典:水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』)

・この回答を起草したアメリカの役人は、首をかしげたのではないだろうか。
(出典:星新一『人民は弱し 官吏は強し』)

・選挙にはわしも新通貨条例の起草者として出席せねばならなかった。
(出典:キャロル/柳瀬尚紀訳『シルヴィーとブルーノ』)

・これに対して起草委員のほとんどは容易に承服の色を見せない。
(出典:松本清張『小説東京帝国大学(下)』)

・一九一九年パリ会議において我が代表は聯盟規約の起草に参加した。
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』)

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類語

起案(きあん)
意味:正式なものの基となる案や文書を作ること。原案をつくること。起草。(出典:精選版 日本国語大辞典)

起稿(きこう)
意味:原稿を書き始めること。(出典:デジタル大辞泉)

草稿(そうこう)
意味:文章の下書きをすること。また、その下書。草案。原稿。(出典:精選版 日本国語大辞典)

草案(そうあん)
意味:文章、特に規約などの下書き。また、その下書きを書くこと。草稿。原案。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

案文(あんぶん)
意味:案として作る文章。また、その文章を考えること。あんもん。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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