警備
「警備を強化する」などのように使う「警備」という言葉。
「警備」は、音読みで「けいび」と読みます。
「警備」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「警備」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
警備の意味
「警備」には次の意味があります。
・変事に備えて警戒し、防備すること。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、災害や事故、盗難、襲撃、などあらゆる非常事態にそなえて警戒し、防衛するためにそなえることです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・戸口の警備についているはずの若い将校は、まったく姿を見せていない。
(出典:R・E・ハワード『大帝王コナン』)
・部屋の正面の壁には一つの丸い穴があって、ふたりの戦士が警備していた。
(出典:バローズ/小西宏訳『火星のチェス人間』)
・なお列車内や所々には、会社に属する一種の警備兵が配置されている。
(出典:豊島与志雄『北支点描』)
・もちろん、外部からの侵入者を排除する警備システムも完備されている。
(出典:三雲岳斗『レベリオン 第3巻』)
・これ以上、反乱者がとびだしてこないように、警備をかためているのだ。
(出典:アンドレ・ノートン『太陽の女王号・シリーズ(全2巻) 2 恐怖の疫病宇宙船』)
・こうなった以上、アーソナは屋敷の警備をいっそう固めるにちがいない。
(出典:フィリップ・J・ファーマー『階層宇宙シリーズ 4 地球の壁の裏に』)
・彼は部下の精鋭をすぐって屋敷を警備させ、護衛隊に旅行の準備を命じた。
(出典:パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』)
・「警備上の理由」によって詩乃はその夜も病院に泊まるようにと言われた。
(出典:九里史生『SAO-Web-3』)