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謝辞とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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謝辞

「謝辞を述べる」などのように使う「謝辞」という言葉。

「謝辞」は、音読みで「しゃじ」と読みます。

「謝辞」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「謝辞」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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謝辞の意味

「謝辞」には次の二つの意味があります。

1 感謝の意を表す言葉。
2 非をわびる言葉。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

謝辞の意味①「感謝の意を表す言葉」

「謝辞」の一つ目の意味は「感謝の意を表す言葉」です。

「来賓への謝辞」で「来賓への感謝の意」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・加藤はその謝辞の草案を影村一夫に見せたときのことを思い出した
(出典:新田次郎『孤高の人』)

・それでも私は、小説のどこかに兄に対する謝辞があるのだろうと期待していた。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

・そして最後に謝辞、絶対に相手より先に電話を切ってはなりません。
(出典:森村誠一『大都会』)

・毎度変わり映えのしない謝辞ですが、感謝の気持ちに偽りはありません。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 6.5』)

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類語

謝意(しゃい)
意味:感謝の気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

御礼(おれい)
意味:感謝の気持ちを表すこと。(出典:デジタル大辞泉)

感謝(かんしゃ)
意味:ありがたいと思う気持ちを表すこと。(出典:デジタル大辞泉)

畏まり(かしこまり)
意味:感謝の言葉。(出典:デジタル大辞泉)

謝辞の意味②「非をわびる言葉」

「謝辞」の二つ目の意味は「非をわびる言葉」です。

「被害者に謝辞を述べる」で「被害者に非をわびる」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・若し彼女が起きていたら、私は謝辞なしには入らなかったことであろう。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)

・しかしスパークがすぐに謝辞を述べたので、その場は収まったようだ。
(出典:水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』)

・劉琦は何度も謝罪し、何度も謝辞を述べ、孔明を送り出したのであった。
(出典:酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』)

・つまり、陽貨の留守を見計って、謝辞を述べに行こうというのである。
(出典:下村湖人『論語物語』)

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類語

謝意(しゃい)
意味:自分の過ちをわびる気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

畏まり(かしこまり)
意味:おとがめを受けること。(出典:デジタル大辞泉)

詫言(わびごと)
意味:つらがって嘆く事柄。(出典:精選版 日本国語大辞典)

謝罪(しゃざい)
意味:罪や過ちをわびること。(出典:デジタル大辞泉)

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