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与党とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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与党

「与党が勝利する」などのように使う「与党」という言葉。

「与党」は、音読みで「よとう」と読みます。

「与党」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「与党」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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与党の意味

「与党」には次の二つの意味があります。

1 (くみ)する仲間。同調する仲間。同志。徒党。一味。
2 政党政治で、政権を担当している政党。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

与党の意味①「与(くみ)する仲間。同調する仲間。同志。徒党。一味。」

「与党」の一つ目の意味は「与(くみ)する仲間。同調する仲間。同志。徒党。一味。」です

○○一派の一員というような意味で使用されます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

与党の大名らにすればこんどは自分らの一生も賭けた決裂なのである。
(出典:吉川英治『私本太平記』)

・それは責を引く潔い心ではなくて、与党を怖れ、世間を憚る臆病である。
(出典:森鴎外『大塩平八郎』)

・これらの人々を楊玄感の与党とみなして、誅戮するように命じたのである。
(出典:田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』)

・楊広の与党である重臣の楊素が策を打って、蜀王を都に呼びもどした。
(出典:田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』)

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類語

徒(と)
意味:なかま。ともがら。同類。(出典:精選版 日本国語大辞典)

同人(どうじん)
意味:同じ志の人。同好の人。なかま。どうにん。(出典:精選版 日本国語大辞典)

連中(れんちゅう)
意味:つれ。仲間。くみの人々。ひとかたまりの人々。また、つれだつこと。仲間であること。仲間にすること。れんちゅう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

徒輩(とはい)
意味:なかまの者。やから。ともがら。(出典:精選版 日本国語大辞典)

与党の意味②「政党政治で、政権を担当している政党。」

「与党」の二つ目の意味は「政党政治で、政権を担当している政党。」です。

こちらの意味で使用されていることが多く、政治の分野で使用されます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そして、その新聞が政府与党のものであるだけに事態は一そう深刻であった。
(出典:アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯』)

与党に参加して権勢の座につく姿は、どうしても想像しえないのだ。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 10 落日篇』)

・それに、与党は来年頃に保養地整備法を成立させようって言うじゃない。
(出典:竜騎士07『うみねこのなく頃に Episode 1 – The Legend of the Golden Witch [A3879D13]』)

・どうやら圧力をかけて来たのは政府与党の筋らしい。
(出典:丸谷才一『女ざかり』)

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類語

自党(じとう)
意味:自分のなかま。また、自分が所属する党派。(出典:精選版 日本国語大辞典)

政党(せいとう)
意味:政治についての主義主張や政策の一致した人々がその政策を実現するために組織する団体。政社。(出典:精選版 日本国語大辞典)

党(とう)
意味:政治上の主義・主張を同じくする人々の団体、結社。政党。(出典:精選版 日本国語大辞典)

野党(やとう)
意味:政党政治において政権党と対決し,次期政権政党として行動するが,現在のところ権力の外にある政党。次期政権を準備する野党の存在が,複数政党制の成熟には特に重要となる。おもに権力批判機能と政権・政策代案提出機能を演じる。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

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