諦める
「彼はすぐに諦める」などのように使う「諦める」という言葉。
「諦める」は、訓読みで「あきらめる」と読みます。
「諦める」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「諦める」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
諦めるの意味
「諦める」には次の意味があります。
・もう希望や見込みがないと思ってやめる。(出典:デジタル大辞泉)
「諦める」という言葉をわかりやすく言うと、「ものごとを断念する」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・霊夢はコンピュータを前にして動かないことに諦めてお茶を飲んでいた。
(出典:ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』)
・だから相手と自分の欠点を諦めることができなかったのかもしれません。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん)』)
・私がブロックで遊ぶのを諦めると彼がかわりにブロックの山の前へ座った。
(出典:乙一『ZOO』)
・これがおそらく、多数の人間の異常な諦めの超自然的な説明であろう。
(出典:ベルナノス『田舎司祭の日記』)
・しかしこういう展開になってしまった以上、今日は諦めるしかないだろう。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)
類語
・くじける
意味:勢いや意欲がそがれる。(出典:デジタル大辞泉)
・往生(おうじょう)
意味:あきらめて、行動などをやめ、おとなしくすること。(出典:デジタル大辞泉)
・観念(かんねん)
意味:あきらめて、状況を受け入れること。覚悟すること。(出典:デジタル大辞泉)
・ギブアップ
意味:あきらめて、状況を受け入れること。覚悟すること。(出典:デジタル大辞泉)
・降参(こうさん)
意味:手に負えずに投げ出すこと。まいること。(出典:デジタル大辞泉)