訂正
「発言を訂正する」などのように使う「訂正」という言葉。
「訂正」は、音読みで「ていせい」と読みます。
「訂正」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「訂正」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
訂正の意味
「訂正」には次の意味があります。
・誤りを正しく直すこと。特に言葉や文章・文字の誤りを正しくすること。(出典:デジタル大辞泉)
「訂正」は、対象にあきらかな間違いがあり、それを直すときに使用する言葉です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・間違いを訂正しろと言われても、すぐにはどうすることもできなかった。
(出典:井上靖『おろしや国酔夢譚』)
・黙っていたことを申し訳なく思いながらも、護堂は一部訂正を要求した。
(出典:丈月城『カンピオーネ! 01 神はまつろわず』)
・でも、この街のおねえさま方と交流すれば、訂正を余儀なくされるかも。
(出典:入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 03 死の礎は生』)
・谷田はいったん口に出した疑問を自ら訂正し、改めて時刻表に見入った。
(出典:津村秀介『異域の死者』)
・だがこの婦人達の或る種の錯覚は是非とも訂正しておかなくては都合が悪い。
(出典:戸坂潤『社会時評』)
類語
・手直し(てなおし)
意味:一応できあがったあとで、不完全な部分を直すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・修正(しゅうせい)
意味:不十分・不適当と思われるところを改め直すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・校閲(こうえつ)
意味:文書や原稿などの誤りや不備な点を調べ、検討し、訂正したり校正したりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・変更(へんこう)
意味:決められた物事などを変えること。(出典:デジタル大辞泉)
・修正(しゅうせい)
意味:不十分・不適当と思われるところを改め直すこと。(出典:デジタル大辞泉)