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福袋とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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福袋

「新春セールで福袋を買う」などのように使う「福袋」という言葉。

「福袋」は、訓読みで「ふくぶくろ」と読みます。

「福袋」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「福袋」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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福袋の意味

「福袋」には次の意味があります。

前もってその中に種々のものを入れて口を閉じ、中身がわからないようにして各人に選び取らせる袋。余興や商店の正月の売り出しなどに出す。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えると、買う人に楽しんでもらうために、複数の商品を袋などの入れ物にいれて、何が入っているか分からないようにして売られているものです。
何が入っているか楽しみである一方、要らない物が入っている場合もあることから、そういった客の不満の声を汲んで近年では、あらかじめ何が入っているか分かるようにしたものや、特定のもの一品で売り出される場合もある。
通常、「福袋」は個数限定で販売されるため、人気があるお店や百貨店などでは販売開始前に長蛇の列になることもある。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・「福袋には、そんなものが入っていたのか」 宗太郎が明るく笑った。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 19 かくれんぼ』)

・もちろん損をするとはわかっているが、それでも福袋は大好きなのだ。
(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 2』)

・出来上がる料理の味は峻護にも想像がつかない、福袋を開けてみるような料理の仕方だった。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 8』)

・こうして客を充分にあおり立てておいてから、最後に今の物価になおせば三〇〇〇円程度の福袋を売りつけるのが眼目なのである。
(出典:中村希明『犯罪の心理学』)

・だいたい福袋なんて、ろくなものが入ってないんじゃないの?
(出典:椹野道流『鬼籍通覧6 亡羊の嘆』)

・と、保坂は福袋を開けるような楽しみでもって想像する。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 3』)

・正月の街は静かなものだ。殺気だっているのは、福袋売り場くらい。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第5巻 反自殺クラブ』)

・結婚して子供もできたが加代だってまだ二十九歳、自活だの不倫だのとまでは考えなくても、たまには高崎あたりの酒落たレストランで食事をしたり、エステに通ったりブティック巡りをしたり正月の福袋を買いあさったり、それぐらいの贅沢はしてみたい。
(出典:樋口有介『ピース』)

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