解説
「プロ野球中継の解説者」などのように使う「解説」という言葉。
「解説」は、音読みで「かいせつ」と読みます。
「解説」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「解説」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
解説の意味
「解説」には次の意味があります。
・物事の要点・意味などをわかりやすく説明すること。また、その説明。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、「ものごとの内容をよく分かるように言ったり書いたりすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・誰か解説してくれないかと、辺りを見回したが、誰もが首を傾げていた。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 17 チャオ ソレッラ!』)
・報道官だという男が解説した話は聞いた。
(出典:中村正『元首の謀叛』)
・このような解説文を書く自分は何者なのか。
(出典:奈須きのこ『空の境界 愛蔵版あとがき』)
・後でラジオの解説によると九千から一万メートルの高さであるという。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(三)』)
・処で音楽に次いで優れたものは時事解説と産業ニュースだろうと思う。
(出典:戸坂潤『世界の一環としての日本』)
類語
・説明(せつめい)
意味:ある事柄が、よくわかるように述べること。(出典:デジタル大辞泉)
・論説(ろんせつ)
意味:物事の是非を論じたり解説したりすること。また、その文章。特に、新聞の社説など、時事的な問題について論じ述べたものにいうことが多い。(出典:デジタル大辞泉)
・達意(たつい)
意味:自分の考えが十分に相手に理解されるように表現すること。(出典:デジタル大辞泉)
・言説(げんせつ)
意味:意見を言ったり物事を説明したりすること。また、その言葉。(出典:デジタル大辞泉)
・概説(がいせつ)
意味:ある事柄の全体にわたって、そのあらましを説明すること。また、その説明。(出典:デジタル大辞泉)