見積
「見積額」などのように使う「見積」という言葉。
「見積」は、訓読みで「みつもり」と読みます。
「見積」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「見積」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
見積の意味
「見積」には次の意味があります。
・見積もること。また、その数字。(出典:デジタル大辞泉)
あらかじめ大まかな計算をして見当を付けることを意味します。
「見積り」や「見積もり」と表記することもできます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・雑談をしながらも、品物の見積を済ませているあたりは、さずがにやり手の親父だった。
(出典:水野良『剣の国の魔法戦士』)
・掘抜井戸見積いたします。
(出典:ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの事件簿』)
・売り上げ総額は五千万ドルを超えたが、それは見積額の七倍にもなった。
(出典:山下丈『ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代』)
・おおよその見積りで、ほかにまだ何千体が埋葬されているか正確にはわからない。
(出典:阿部牧郎『篠懸の遠い道』)
・あの方は奥さまと二人で、葬儀費用の見積り書を書いていました。
(出典:フーリック/大室幹雄訳『中国迷路殺人事件』)
・翌日、教えてもらったFAX番号に仕事の見積り依頼を送った。
(出典:日向蓬『マゼンタ100』)
・基本的な設備についての確実な見積もりは?
(出典:ハーバート『デューン・砂の惑星1』)
・つきましては経費見積もりに相応の変更を加えましたのでご確認ください。
(出典:野尻抱介『クレギオン 7 ベクフットの虜』)