運送
「運送の仕事をしている」などのように使う「運送」という言葉。
「運送」は、音読みで「うんそう」と読みます。
「運送」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「運送」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
運送の意味
「運送」には次の意味があります。
・人や物を目的の所に運ぶこと。運搬。（出典：デジタル大辞泉）
「運送」をわかりやすく言うと「仕事で人や物を運ぶこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・すでに二百万部の印刷を終え、全国の雑誌流通センターに運送されている。
（出典：松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 上』）
・無理して、運送店で一年働いたこともあるが、身体をこわしてしまった。
（出典：西村京太郎『完全殺人』）
・もしかすると、何かの魚を運送するために使われたロープかもしれない。
（出典：内田康夫『後鳥羽伝説殺人事件』）
・ご承知のようにわれわれの会社は、ずっと貨物運送を専門にやってきました。
（出典：A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 6 奴隷狩りの惑星』）
・日用品が高いうえに運送が困難なので、この島では生活が高くつく。
（出典：ルソー／桑原武夫訳『告白(下)』）
類語
・輸送（ゆそう）
意味：船・車・航空機などで、人や物を運び送ること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・運搬（うんぱん）
意味：物品を運び移すこと。（出典：デジタル大辞泉）
・搬送（はんそう）
意味：交通手段などを用いて、運び送ること。（出典：デジタル大辞泉）
・配送（はいそう）
意味：配達して届けること。また、配達と発送。（出典：デジタル大辞泉）
・発送（はっそう）
意味：荷物や郵便物などを送り出すこと。（出典：デジタル大辞泉）
