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覇道とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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覇道

「覇道を歩む」などのように使う「覇道」という言葉。

「覇道」は、音読みで「はどう」と読みます。

「覇道」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「覇道」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

覇道の意味

「覇道」には次の意味があります。

儒教の政治理念で、武力や権謀をもって支配・統治すること。(出典:デジタル大辞泉)

「覇道を歩む」とは「武力や権謀をもって支配・統治するやり方を進める」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・人心が屈伏するのは、王道に対してであって、覇道ではござりますまい。
(出典:三浦綾子『細川ガラシャ夫人』)

・そして天皇がいかに覇道を好まぬ性格であることかと、身近にいたものだけが知る共通の想いを抱いた。
(出典:半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』)

・即ち東洋の王道と西洋の覇道の、いずれが世界統一の指導原理たるべきかが決定するのであります。
(出典:石原莞爾『最終戦争論』)

・この国難に当り、覇道である政党を解散し、皇道日本の再建設のために精進しようではないか?
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』)

・其の行ふところは蓋し王政なり、覇道の騙詐暴力を主とするにあらずの意。
(出典:幸田露伴『囲碁雑考』)

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類語

権道(けんどう)
意味:手段としては道に外れるが、結果からみて道に合っている行きかた。目的を達するためにとる、臨機応変の処置。方便。(出典:精選版 日本国語大辞典)

邪道(じゃどう)
意味:道理に合わない不正な仕方、方法。また、邪悪なおしえ。邪教や邪説。また、本来あるべきでないさま。不正なさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

横道(おうどう)
意味:人間としての正しい道からはずれたこと。人道に背いたこと。また、そのさま。邪道。(出典:精選版 日本国語大辞典)

権謀術数(けんぼうじゅっすう)
意味:相手をたくみにあざむくはかりごと。種々の計略をめぐらすこと。権謀術策。けんすう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

武断(ぶだん)
意味:武力をもって政治を行うこと。物事を力で処理すること。(出典:デジタル大辞泉)

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