要衝
「交通の要衝」などのように使う「要衝」という言葉。
「要衝」は、音読みで「ようしょう」と読みます。
「要衝」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「要衝」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
要衝の意味
「要衝」には次の意味があります。
・交通、商業、軍事などの面から見て、もっとも大切な地点・場所。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「要」と「衝」は、どちらも「大事なところ」を意味する漢字です。
軍事戦略や、産業発展などの点から見て、特に重要な場所を「要衝」と言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・都市としては小さいがドイツの交通の要衝として栄えた街だ。
(出典:谷川一巳『世界の「空港」物語』)
・東西交通の要衝としてのこの橋の重要性は推定出来よう。
(出典:阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界』)
・人口も二万数千あってその地方の要衝となっている。
(出典:中村地平『霧の蕃社』)
・軍事上の要衝というわけじゃないし、これといって資源もありませんからね。
(出典:西村京太郎『十津川警部・怒りの追跡(下)』)
・緊急配備が発令されると、管内の交通の要衝には警官が配置される。
(出典:佐竹一彦『ショカツ』)
類語
・要地(ようち)
意味:重要な地点。大切な地域。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・要所(ようしょ)
意味:重要な地点・場所。(出典:デジタル大辞泉)
・勘所(かんどころ)
意味:はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。(出典:デジタル大辞泉)
・中枢(ちゅうすう)
意味:中心となる大切なところ。重要な部分。(出典:デジタル大辞泉)
・ハブ
意味:中心。中核。特に交通網・情報網など種々のネットワークの結節点。(出典:精選版 日本国語大辞典)