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治験とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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治験

「治験が確認される」などのように使う「治験」という言葉。

「治験」は、音読みで「ちけん」と読みます。

「治験」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「治験」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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治験の意味

「治験」には次の意味があります。

治療の効き目があること。治療の効験。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「治験」は「治療試験」の略語として使われることもあり、その場合は「製薬会社で開発中の医薬品や医療機器を患者や健康な人に使用してもらい、データを収集して有効性や安全性を確認する試験。」という意味で使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

治験例によると、男性にもよく効くが、女性は男性以上に効果を示す場合が多い。
(出典:佐木隆三『旅人たちの南十字星(「逃亡射殺」に改題)』)

・よく治験をコントロールすると、大部分は確証することができなかった。
(出典:水上茂樹『栄養学小史』)

・思ったような効果が得られず、万一副作用が現れた場合は、治験者の意志で服用を取りやめても構わない。
(出典:乃南アサ『躯(からだ)』)

・このときの手術の経過については青洲が自身の手で「乳巌治験録」の中に書き記してある。
(出典:有吉佐和子『華岡青洲の妻』)

・非常の治験を奏するに至るは必然の理なり。
(出典:井上円了『妖怪学』)

類語

効験(こうけん)
意味:ききめ。効能。(出典:デジタル大辞泉)

効果(こうか)
意味:ある働きかけによって現れる、望ましい結果。(出典:デジタル大辞泉)

効き目(ききめ)
意味:ある働きかけや作用によって現れるよい結果。(出典:デジタル大辞泉)

効能(こうのう)
意味:よい結果をもたらすはたらき。(出典:デジタル大辞泉)

徴(しるし)
意味:効果。ききめ。(出典:デジタル大辞泉)

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