補給
「水分を補給する」などのように使う「補給」という言葉。
「補給」は、音読みで「ほきゅう」と読みます。
「補給」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「補給」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
補給の意味
「補給」には次の意味があります。
・消費や損失などで不足した分を補い与えること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
足りない分を補い供給することを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・話を続けるために必要なエネルギーを補給しているような飲みかただった。
（出典：森絵都『DIVE!! 下』）
・そこで遠征軍が補給を確保するためには、彼らの先を越す必要があった。
（出典：ヴェルヌ／江口清訳『皇帝の密使(下)』）
・このまま新しい空気が補給されなければ、死んでしまうにきまっている。
（出典：バローズ『火星のプリンセス』）
・しかし食い込んでゆく補給に借りた金が容易に返せるはずのものでない。
（出典：伊藤左千夫『去年』）
・なぜなら、自分がもはや軍隊の補給路の近くにいないという証拠だからだ。
（出典：ウルフ／岡部宏之訳『新しい太陽の書3』）
類語
・当てる（あてる）
意味：他のものに合わせる。うまく振り分ける。（出典：デジタル大辞泉）
・充当（じゅうとう）
意味：人員や金品を、ある目的や用途にあてること。（出典：デジタル大辞泉）
・充填（じゅうてん）
意味：欠けているところや空いているところに、ものを詰めてふさぐこと。（出典：デジタル大辞泉）
・当て嵌める（あてはめる）
意味：うまく合うようにする。適用する。（出典：デジタル大辞泉）
・引き当てる（ひきあてる）
意味：充当する。ある目的のために振り向ける。（出典：デジタル大辞泉）
