血圧
「血圧が低下する。」などのように使う「血圧」という言葉。
「血圧」は、読みで「けつあつ」と読みます。
「血圧」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「血圧」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
血圧の意味
「血圧」には次の意味があります。
・血圧とは、血液が、限られた血管というスペース内を血流として流れることで生じる、血管の壁にかかる圧力である。(出典:デジタル大辞泉)
心臓が収縮する際にかかる血管への圧力を収縮期血圧、心臓が血液を前進へ送り出すために拡張している際にかかる血管への圧力を拡張期血圧という。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こんな時には血管の縮小によって血圧も相当高くなっているはずである。
(出典:高橋長雄『からだの手帖』)
・血圧ってやつは、自分で高いと意識すると、それ以上に高くなるんですよ。
(出典:三浦哲郎『愁月記』)
・血圧にストレスは大敵だと言われているのに、逃れられない状況にある。
(出典:高橋克彦『幻少女』)
・おれと二人きりになっちゃったら、血圧が急上昇して倒れてしまうのでは。
(出典:喬林知『今日からマ王 第4巻 「明日はマのつく風が吹く!」』)
・血圧の方がなんでもなかったら、帰りに眼鏡屋へ寄ってきましょうよ。
(出典:三浦哲郎『愁月記』)
類語
・拡張期血圧(かくちょうきけつあつ)
意味:心臓が拡張したときの血圧(出典:デジタル大辞泉)
・収縮期血圧(しゅうしゅくきけつあつ)
意味:心臓が収縮したときの血圧(出典:デジタル大辞泉)