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蜜月とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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蜜月

「蜜月関係」などのように使う「蜜月」という言葉。

「蜜月」は、音読みで「みつげつ」と読みます。

「蜜月」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「蜜月」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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蜜月の意味

「蜜月」には次の二つの意味があります。

1 結婚して間もないころ。ハネムーン。
2 親密な関係にあること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

蜜月の意味①「結婚して間もないころ。ハネムーン。」

「蜜月」の一つ目の意味は「結婚して間もないころ。ハネムーン。」です。

結婚して一カ月ほどの日々を指します。
また、「新婚旅行」を意味することもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼等の蜜月の第三週は、完全に幸福というわけには行かなかった。
(出典:チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「燈火」』)

・俺とアスナの蜜月はこのようにして僅か二週間で終わりを迎えることとなった。
(出典:九里史生『SAO-Web-1』)

・その秘密はダイアンとわたしが蜜月を過ごしたはるかな谷の小洞窟にかくされている。
(出典:バローズ/佐藤高子訳『危機のペルシダー』)

・しかしこの夫婦にとっては蜜月とは、病苦の晩年を意味した。
(出典:アポリネール/須賀慣訳『一万一千本の鞭』)

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類語

新婚(しんこん)
意味:結婚したばかりで間のないこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

相思相愛(そうしそうあい)
意味:互いに慕い合い、愛し合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

落花流水(らっかりゅうすい)
意味:男に女を慕う心があれば、女もまた情が生じて男を受け入れるということ。
(出典:デジタル大辞泉)

いちゃつく
意味:仲のいい男女がなれなれしくふざけ合う。(出典:デジタル大辞泉)

蜜月の意味②「親密な関係にあること。」

「蜜月」の二つ目の意味は「親密な関係にあること。」です。

プライベートな関係に限らず、パブリックな関係においても使われます。
また人間同士だけでなく、集団と集団の関係などに対しても使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・実益が相互のあいだに伴わなければ、蜜月関係はとっくに破綻していそうなものだ。
(出典:内田康夫『贄門島(にえもんじま)下』)

・だがこのころすでに、漫画家と編集者の蜜月は、終わりを告げていたのだった。
(出典:桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』)

・会社と家庭の蜜月時代はもう終わったんだ。
(出典:阿刀田高『花の図鑑(下)』)

・この蜜月状態が五年続いていることが、中原の課長昇進資格のポイントになっていることは間違いなかった。(出典:平安寿子『素晴らしい一日』)

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類語

融和(ゆうわ)
意味:うちとけて互いに親しくなること。(出典:デジタル大辞泉)

親睦(しんぼく)
意味:互いに親しみ合い、仲よくすること。(出典:デジタル大辞泉)

友好(ゆうこう)
意味:友人としての親しい交わり。(出典:デジタル大辞泉)

腐れ縁(くされえん)
意味:離れようとしても離れられない関係。好ましくない関係を批判的・自嘲的にいう。
(出典:デジタル大辞泉)

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