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目減りとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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目減り

「資産が目減りする」などのように使う「目減り」という言葉。

「目減り」は、訓読みで「めべり」と読みます。

「目減り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「目減り」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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目減りの意味

「目減り」には次の二つの意味があります。

1 蒸発したりこぼれたりして、品物の目方が減ること。
2 物の実質的な価値が低下すること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

目減りの意味①「蒸発したりこぼれたりして、品物の目方が減ること。」

「目減り」の一つ目の意味は「蒸発したりこぼれたりして、品物の目方が減ること。」です。

この意味では、物理的に物の量が減ることを指します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・鼠による穀物貯蔵量の目減りは覚悟しなければならなかったのである。
(出典:阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界』)

・兵隊は減らんのに、戦車や戦闘機は目減りを続けるわけだ。
(出典:大石英司『B-1爆撃機を追え』)

・商品の目減り数からみて、お客の千人に一人は不心得者のはずだと石黒はいう。
(出典:阿部牧郎『誘惑魔』)

・放たれる弓矢の数だけ目減りしていった。
(出典:小野不由美『十二国記 5 東の海神 西の滄海』)

・いくら肉をちぎろうが、削ろうが、すぐ再生して目減りしないという便利なやつでな。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター10 エイリアン魔神国 上』)

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目減りの意味②「物の実質的な価値が低下すること。」

「目減り」の二つ目の意味は「物の実質的な価値が低下すること。」です。

この意味では、物事の価値が減ることを指します。
お金が減ることなどの他、人の気持ちが冷めることなどについても使います。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・資産を、わざわざ分割して目減りさせる理由はありませんからね。
(出典:三雲岳斗『旧宮殿にて』)

・入院費や何やらで貯金も目減りしてしまった。
(出典:新津きよみ『招待客』)

・自分たちの命を守る戦力を目減りさせてしまう。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第1巻』)

・庶民の給料はどんどん目減りしてるっていうのに、いったいどうやって食っていけというんだ!?
(出典:西風隆介『神の系譜V 竜の時間 亡国』)

・出会ったときに抱いた好感は少しも目減りしてはいない。
(出典:三浦真奈美『風のケアル 第3巻 嵐を呼ぶ烽火』)

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