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合従連衡とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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合従連衡

「合従連衡を繰り返す」などのように使う「合従連衡」という言葉。

「合従連衡」は、音読みで「がっしょうれんこう」と読みます。

「合従連衡」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「合従連衡」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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合従連衡の意味

「合従連衡」には次の意味があります。

合従の策と連衡の策。転じて、その時々の状況に応じていくつかの勢力が結び合うこと。また、そのかけひき。(出典:デジタル大辞泉)

「合従連衡」とは「国、組織などが互いに手を結ぶこと、離れることや、その駆け引き」を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・となると二十一世紀に向け、生き残りを賭けた合従連衡は避けられない。
(出典:佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』)

・古くは中国の合従連衡の策、戦後ではナセルが提唱した「アラブ連合」の発想である。
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』)

・山野を漂泊していた狩猟民は、王のいない奴隷王朝の村に対して攻撃を仕掛けましたが、村々はこれに合従連衡して対抗したため、戦火は拡大の一途を辿りました。
(出典:貴志祐介『新世界より』)

合従連衡策が味気なく解説されるのを聞き流しながら、無為を望む者に無為が与えられている幸せをじっと噛み締めて時を過ごしていた。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

・生きのびる、という目的のために平然と合従連衡、遠交近攻をやってのける感覚や神経は、私たちの内部ではやはり血肉として育ってはいないように思える。
(出典:近藤紘一『サイゴンから来た妻と娘』)

類語

提携ていけい
意味:互いに助け合うこと。共同で物事を行うこと。タイアップ。(出典:デジタル大辞泉)

同盟どうめい
意味:個人・団体または国家が、互いに共同の目的を達するため同一の行動をとることを約束すること。また、それによってできたなかま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

アライアンス
意味:連合。提携。同盟。(出典:デジタル大辞泉)

連合れんごう
意味:二つ以上のものが共通の目的のために結び合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

結盟けつめい
意味:ちかいを結ぶこと。同盟を結ぶこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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