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虎に翼とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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虎に翼

「まさに虎に翼だ」などのように使う「虎に翼」という言葉。

「虎に翼」は、「とらにつばさ」と読みます。

「虎に翼」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「虎に翼」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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虎に翼の意味

「虎に翼」には次の意味があります。

ただでさえ威力の備わっているものがさらに威力を加えること。鬼に金棒。虎に角。(出典:精選版 日本国語大辞典)

言い換えると、すでに力のあるもに、さらに力を与えることをいいます。
ただでさえ虎は鋭い牙と爪をもっていて狂暴であるのに、翼を与えて自由自在に飛べるようしてしまうようなものだ、と例えた言葉です。
あまりいい意味では用いられません。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・それは虎に翼をつけて野に放つようなものである、と。
(出典:蜷川新『天皇』)

・さすれば却って、虎に翼を添えてやるようなものだ。
(出典:吉川英治『三国志』)

・「虎に翼のたとえじゃないけど、つまりはフェザー&ファイヤーシスターズってわけさ」 火憐が言った。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 4 偽物語(上)』)

・両方とも出来れば虎に翼あるが如し。
(出典:永井荷風『小説作法』)

・しかも生徒会長だっていうんだから、まさに鬼に金棒、虎に翼といったところなのだが、 「うむ、やはり朝は舌がしびれる程の熱湯がよい」 なんて言いながら番茶をすすっているもんだから、いまいち締まらない。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー -v1.00』)

・美人な上に頭もいいなんて、まさに虎に翼ね。

・仕事はできるけど部下にはパワハラばっかりで人望はない人だったのに、あの人が昇進するなんて虎に翼だね。

虎に翼じゃないけど、あいつに金を与えたら取り返しのつかないことになるかもよ。

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