精を出す
「精を出して取り組む」などのように使う「精を出す」という言葉。
「精を出す」は、「せいをだす」と読みます。
「精を出す」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「精を出す」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
精を出すの意味
「精を出す」には次の意味があります。
・元気を出して行動する。一所懸命に励む。熱心に働く。（出典：精選版 日本国語大辞典）
簡単に言い換えると、精いっぱい取り組む、という意味です。
仕事や勉強などにこつこつと励む様子を表します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・試験を目前に、彼は一層精を出して勉強に取り組んだ。
・父から継いだ店を立て直そうと、彼は精を出して働いている。
・私は学生時代、アルバイトに精を出していました。
・部活にばかり精を出していたから、成績がちっとも上がらない。
・病気がちな父に代わり、母は仕事に精を出し、家計を支えていた。
類語
・励む（はげむ）
意味：気持ちを奮い起こして物事をする。心を打ち込んで努める。（出典：デジタル大辞泉）
・頑張る（がんばる）
意味：困難にめげないで我慢してやり抜く。（出典：デジタル大辞泉）
・勤しむ（いそしむ）
意味：熱心につとめ励む。（出典：デジタル大辞泉）
・汗を流す（あせをながす）
意味：労働する。労苦をいとわず働く。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・力を入れる（ちからをいれる）
意味：一生懸命になって物事をする。熱心に努力する。（出典：デジタル大辞泉）
