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花より団子とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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花より団子

「私は花より団子だ」などのように使う「花より団子」という言葉。

「花より団子」は、訓読みで「はなよりだんご」と読みます。

「花より団子」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「花より団子」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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花より団子の意味

「花より団子」には次の意味があります。

風流より実利のほうをとること。外観よりも実質を尊ぶことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

景色や風情よりも、団子などのお腹を満たしてくれるものを選ぶことを意味します。
風流を理解できないことを揶揄する意味でも使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ しかし、今日のところは花より団子、羞恥心より空腹感が先に立つ。
(出典:阿川佐和子『走って、ころんで、さあ大変』)

花より団子の連中が多いが、それもまた花見だろう。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 02』)

・とうの昔から、「花より団子」、なにごとも実利と効用である。
(出典:養老孟司『涼しい脳味噌』)

・中庭は〝花より団子〟で、いっそう盛り上がっていた。 
(出典:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(上)』)

・「色気より食い気」「花より団子」という言い方があります。
(出典:姫野カオルコ『禁欲のススメ』)

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類語

色気より食い気(いろけよりくいけ)
意味:色欲よりも食欲のほうが先であること。転じて、見えを捨てて実利をとること。(出典:デジタル大辞泉)

実利主義(じつりしゅぎ)
意味:現実的な利益を追求するものの考え方。功利主義。(出典:デジタル大辞泉)

現実的(げんじつてき)
意味: 実利のみを追求するさま。(出典:デジタル大辞泉)

リアリズム
意味:現実主義。(出典:大辞林 第三版)

名を捨てて実を取る(なをすててじつをとる)
意味:体裁・名誉などを犠牲にしても、実質的な利益を得るほうを選ぶ。(出典:大辞林 第三版)

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