自由
「自由を得る」などのように使う「自由」という言葉。
「自由」は、音読みで「じゆう」と読みます。
「自由」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「自由」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
自由の意味
「自由」には次の意味があります。
・自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
何ものからも束縛を受けず、自分の思うとおりに振舞えることを意味します。
「勝手気まま」や「わがまま」というニュアンスで使うこともあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・お前たちを生かすのも殺すのも、わしの自由だ。
(出典:海野十三『豆潜水艇の行方』)
・自由さえ得ることが出来ればそれでいいと思っていた。
(出典:マクドナルド・ジョージ『世界怪談名作集』)
・その方を自由にしてあげる義務がありますね。
(出典:岸田国士『命を弄ぶ男ふたり(一幕)』)
・夜は八時から自由時間になるが、十時までは自習をすることが出来る。
(出典:立原正秋『冬の旅』)
・私だって自分の人生をもっと自由奔放に生きてみたいと思わないでもない。
(出典:阿刀田高『ナポレオン狂』)
類語
・自在(じざい)
意味:意のままであること。自分の思うとおりにできること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・不羈(ふき)
意味:物事に束縛されないで行動が自由気ままであること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・気儘(きまま)
意味:遠慮や気がねをせずに、自分の思うままに行動すること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・勝手(かって)
意味:自分のしたいようにふるまうさま。わがままなさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・好き放題(すきほうだい)
意味:自分の好きなだけ気ままに振る舞うこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)