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幻灯とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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幻灯

「幻灯に映し出す」などのように使う「幻灯」という言葉。

「幻灯」は、音読みで「げんとう」と読みます。

「幻灯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「幻灯」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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幻灯の意味

「幻灯」には次の意味があります。

ガラス板に彩色して描いた風景等の画像やフィルムに写した像を、強い光で照らし、その前方に凸レンズを置き拡大して映写幕へ映して見せるもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

今でいう、スライドのことです。
ドイツ人キルヘルの発明し、映画以前に流行ったもので、特に明治時代に流行しました。
これに類するものは東洋では古くからあり、西洋のレンズ付きの幻灯も18世紀末までにすでに伝来していましたが、「写し絵」「影絵」などと呼ばれていました。
「幻灯」は、学校教育を通じて知られるようになり、明治20年代、幻灯機が爆発的に売れたことなどから定着しました。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その会の呼び物として毎年学生達の楽しみにしているものに漫画の幻灯がある。
(出典:中谷宇吉郎『寒月の「首縊りの力学」その他』)

・僕はのちにこの椿事を幻灯か何かに映したのを見たこともあるように覚えている。
(出典:芥川竜之介『追憶』)

・その、娯楽のための科学、庶民の生活のための科学の、最初の一歩こそがこの幻灯機だ。
(出典:桜庭一樹『GOSICK 第5巻』)

・小林君は、この巨大な幻灯のもとは、どこだろうと、あたりを見まわしました。
(出典:江戸川乱歩『塔上の奇術師』)

・云ふまでもなく水の辺ほとりは、まるで幻灯のやうに薄ら蒼く光つて居ります。
(出典:牧野信一『青白き公園』)

類語

スライド(slide)
意味:映写機を用いてポジフィルムを拡大して映し出すこと。幻灯。また、そのポジフィルム。(出典:デジタル大辞泉)

写絵/写し絵(うつしえ)
意味:幻灯による見世物で、明治に至るまで縁日や寄席で演じられた。(出典:百科事典マイペディア)

影絵/影画(かげえ)
意味:手・切り抜き絵・人形などを、灯火によって壁や障子などに映し出して見せる芸。また、その絵。(出典:デジタル大辞泉)

映写(えいしゃ)
意味:映画や幻灯などを映写機や幻灯機を用いてスクリーンに映し出すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

スクリーン(screen)
意味:映画、スライドなどを投影するための、白色、または銀色の幕、または面。映写幕。銀幕。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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