スポンサーリンク

自明の理とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

自明の理

「自明の理である」などのように使う「自明の理」という言葉。

「自明の理」は、音読みで「じめいのり」と読みます。

「自明の理」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「自明の理」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

自明の理の意味

「自明の理」には次の意味があります。

あれこれ説明する必要のない明白な道理。それ自身で明らかな論理。(出典:デジタル大辞泉)

「自明の理」とは、「説明する必要がないほどわかりきったこと」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・国民の天皇はその経済また悉く国家の負担であることは自明の理である。
(出典:豊田穣『革命家・北一輝』)

・考えるよりも感じるほうが誰しも先立つものとしては自明の理であろう。
(出典:谷川流『7 涼宮ハルヒの陰謀』)

・この試みが実際に行われる場合、自分にどの役が回ってくるかは自明の理である。
(出典:有川浩『空の中』)

・彼等がおとなしく新しい藩主の命令に従うわけのないのは自明の理である。
(出典:隆慶一郎『一夢庵風流記』)

・そんな状態での戦闘は勢いミサイル戦に限定されてしまうのは自明の理であった。
(出典:高橋昌也『ガンダム・センチネル』)

類語

公理(こうり)
意味:一般に通用する道理。(出典:デジタル大辞泉)

其れも其のはず(それもそのはず)
意味:そうなるのも当然なこと。(出典:デジタル大辞泉)

無論(むろん)
意味:論ずるまでもないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

当然(とうぜん)
意味:そうなるのがあたりまえであること、道理にかなっていること。(出典:デジタル大辞泉)

火を見るよりも明らか(ひをみるよりもあきらか)
意味:きわめて明らかで、疑いを入れる余地がない。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました