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所変われば品変わるとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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所変われば品変わる

「所変われば品変わる」などのように使う「所変われば品変わる」という言葉。

「所変われば品変わる」は、「ところかわればしなかわる」と読みます。

「所変われば品変わる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「所変われば品変わる」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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所変われば品変わるの意味

「所変われば品変わる」には次の意味があります。

土地が違えば、それにしたがって風俗・習慣・言語などが違う。(出典:精選版 日本国語大辞典)

言い換えると、土地が変われば、いつもはあたりまえと思っていることも違ってくる、という意味です。
文化の違いを感じたときに使える言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・中世のヨーロッパでは、床屋は医者を生み出す高級な職業だが、所変われば品変わるで、インドでは違うのである。
(出典:橋本治『宗教なんかこわくない!』)

所変われば品変わると言うでな。
(出典:三浦綾子『海嶺(中)』)

・ことわざに、「所変われば品変わる」というが、この場合の「品」は呼び名のことだ。
(出典:青木雨彦『ことわざ雨彦流』)

・かく東洋では平等無差別の弥勒世界を心長く待つ迦葉と鶏足を縁厚しとし、したがって改造や普選の運動家はこれを徽章きしょうに旗標に用いてしかるべき鶏の足も、所変われば品変わるで、西洋では至って不祥な悪魔の表識とされ居るので面黒い。
(出典:南方熊楠『十二支考』)

所変われば品変わるで、地域によってお雑煮の具材は異なる。

・海外旅行に行くたびに、所変われば品変わるを実感させられる。

・私の地元ではそれは違う呼び名です。所変われば品変わるですね。

・ガラクタだと思っていたものが、所変われば品変わるで、こちらでは高価な物として扱われています。

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