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肩を竦めるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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肩を竦める

「注意されて肩を竦める」などのように使う「肩を竦める」という言葉。

「肩を竦める」は、訓読みで「かたをすくめる」と読みます。

「肩を竦める」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「肩を竦める」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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肩を竦めるの意味

「肩を竦める」には次の二つの意味があります。

1 両肩を上げて身を縮こまらせる。恥ずかしい思いをしたときなどのようす。
2 どうしようもないという気持ちを表すために、両方の手のひらを上に向け、両肩をあげる。主として欧米人のしぐさ。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

肩を竦めるの意味①「両肩を上げて身を縮こまらせる。恥ずかしい思いをしたときなどのようす。」

「肩を竦める」の一つ目の意味は「両肩を上げて身を縮こまらせる。恥ずかしい思いをしたときなどのようす。」です。

恥ずかしい気持ちなどを表す仕草さを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そんな自分の状態を笑って流そうとするみたいに肩を竦めてみせる。
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 2巻 答えはYES』)

・振り向いて見上げた竜児と目をあわせ、照れ隠しみたいに肩を竦める
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第10巻』)

・ジェノンは皮肉気に笑って肩を竦め、二人の背後へと下がる。
(出典:浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』)

・戸口に、残された本田が舌打ちしてから、僕を見て小さく肩を竦めた。
(出典:森博嗣『スカイ・クロラ』)

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類語

項垂(うなだれる)
意味:心配、落胆、悲しみ、恥ずかしさなどのために気持が沈み込んで、頭を前に低く垂れる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

恥じ入る(はじいる)
意味:ひどく恥ずかしいと思う。(出典:デジタル大辞泉)

背を向ける(せをむける)
意味:無関心な態度をとる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ニヒル
意味:冷たく醒めていて、暗い影のあるさま。(出典:デジタル大辞泉)

肩を竦めるの意味②「どうしようもないという気持ちを表すために、両方の手のひらを上に向け、両肩をあげる。主として欧米人のしぐさ。」

「肩を竦める」の二つ目の意味は「どうしようもないという気持ちを表すために、両方の手のひらを上に向け、両肩をあげる。主として欧米人のしぐさ。」です。

不満や呆れなどを表現するしぐさを指します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・困った妹だぜと軽く肩を竦め、ベッドから降りて、僕は服を脱ぎ始める。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 6 猫物語(黒)』)

・自転車を引っ張り出してから、前川さんが肩を竦めてこんな宣言をする。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第3巻』)

・おどけて肩を竦めてみせながら、こちらの面の皮の厚さも驚くべきものである。
(出典:佐藤賢一『王妃の離婚』)

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類語

渋面(じゅうめん)
意味:不愉快そうなにがにがしい顔つき。(出典:デジタル大辞泉)

眉を顰める(まゆをしかめる)
意味:心の中に心配事や憂いごとがあったり、他人のいまわしい言動に不快を感じたりして、顔をしかめる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

痺れを切らす(しびれをきらす)
意味:あまりに長く待たされて、我慢できなくなる。(出典:デジタル大辞泉)

首を竦める(くびをすくめる)
意味:驚いたり恐れ入ったりしたときに、思わず首を縮めるしぐさをする。(出典:デジタル大辞泉)

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