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罵るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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罵る

「相手を罵る」などのように使う「罵る」という言葉。

「罵る」は、訓読みで「ののしる」と読みます。

「罵る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「罵る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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罵るの意味

「罵る」には次の二つの意味があります。

1 ひどい言葉で悪口を言う。声高に非難する。
2 わめき立てる。大声で言い騒ぐ。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

罵るの意味①「ひどい言葉で悪口を言う。声高に非難する。」

「罵る」の一つ目の意味は「ひどい言葉で悪口を言う。声高に非難する。」です。

相手にはっきり聞こえるように非難することです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・怒鳴り声はぼくへむけられてまるで自分が罵られているようにも思えた。
(出典:乙一『ZOO』)

・今どき百円でさ、人をここまでれるなんてことできるところがあるか?
(出典:楡周平『フェイク』)

・俺の母親と祖母は二人とも強気の塊で、顔を合わせると罵り合っていた。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』)

・ひとつも同意できなかった方は、どうか詩音を殺人鬼と罵ってください。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 05 皆殺し編』)

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類語

誹謗ひぼう
意味:他人の悪口を言うこと。(出典:大辞林 第三版)

雑言ざつごん
意味:あれこれ悪口を言うこと。(出典:デジタル大辞泉)

憎まれ口にくまれぐち
意味:人に憎まれるようなことを言うこと。また、その言葉。(出典:デジタル大辞泉)

毒づくどくづく
意味:はげしく悪口を言う。(出典:精選版 日本国語大辞典)

罵るの意味②「わめき立てる。大声で言い騒ぐ。」

「罵る」の二つ目の意味は「わめき立てる。大声で言い騒ぐ。」です。

やかましく騒いだり、音を立てることをいいます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ぼくらの後ろのトラックから罵るようなクラクションが飛んできていた。
(出典:フィッツジェラルド・フランシス・スコット『グレイト・ギャツビー』)

・老婆は罵りの声をあげ、怒りに顔を真っ赤にして男に詰め寄ろうとした。
(出典:久美沙織『ドラゴンクエスト5 第2巻 文庫版』)

・彼は訳もなく罵っている自分の声のない声を聞くのであった。
(出典:富ノ沢麟太郎『あめんちあ』)

・もはや天地の区別もつかない闇の中、と罵るフィルの声が遠くに弾ける。
(出典:福井晴敏『∀ガンダム(下)』)

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類語

けたたましい
意味:慌ただしく、騒がしい。(出典:デジタル大辞泉)

狂騒きょうそう
意味:狂ったような騒がしさ。(出典:デジタル大辞泉)

囂々ごうごう
意味:口々にうるさく言いたてるさま。(出典:デジタル大辞泉)

荒立つあらだつ
意味:荒々しくなる。荒れる。(出典:デジタル大辞泉)

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