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綿密とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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綿密

「綿密に計画する」などのように使う「綿密」という言葉。

「綿密」は、音読みで「めんみつ」と読みます。

「綿密」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「綿密」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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綿密の意味

「綿密」には次の意味があります。

・詳しく細かいこと。すみずみまで注意が行き届いていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「綿密」の「綿」は「わた」の様子から目が細かいということを意味し、「密」はきめ細かいことや細部にまで行き渡っていることを意味するので、「綿密」は似たような言葉が重なって意味合いが強まり、「細かい点までよく気がついて注意が行き渡っている」様子を指します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・わたしたちは組織的な綿密さで、すべての死と死因を記録していたのだ。
(出典:ラヴクラフト全集5『05 「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」』)

・行助はこのとき、十六歳の少年にしては綿密すぎる計画をたてていた。
(出典:立原正秋『冬の旅』)

・戦である以上、綿密な作戦を立てたうえでことに臨まないと敗北します。
(出典:町田康『パンク侍、斬られて候』)

・幸い、弁護士の北山先生が綿密な調査をして下すったので助かりました。
(出典:松本清張『絢爛たる流離』)

・その基部を人差指で綿密に調べてみてから、死体の背中へと調査を続けた。
(出典:フーリック/大室幹雄訳『中国鉄釘殺人事件』)

類語

・徹底的(てっていてき)
意味:徹底するさま。どこまでも一貫して行うさま。(出典:デジタル大辞泉)

・周到(しゅうとう)
意味:手落ちがなく、すべてに行き届いていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・丹念(たんねん)
意味:細かいところにまで注意を払うこと。心を込めて丁寧に行うこと。また、そのさま。入念。(出典:デジタル大辞泉)

・事細か(ことこまか)
意味:こまごまと詳しいさま。つまびらかなさま。詳細。ことこまやか。(出典:デジタル大辞泉)

・細密(さいみつ)
意味:きわめて細かい所まで行き届いていること。また、そのさま。緻密(ちみつ)。(出典:デジタル大辞泉)

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