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糊口を凌ぐとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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糊口を凌ぐ

「糊口を凌いで生活する」などのように使う「糊口を凌ぐ」という言葉。

「糊口を凌ぐ」は、「ここうをしのぐ」と読みます。

「糊口を凌ぐ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「糊口を凌ぐ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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糊口を凌ぐの意味

「糊口を凌ぐ」には次の意味があります。

貧しく暮らす。やっと暮らしを立てて行く。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「糊口を凌ぐ」を分かりやすくいうと、貧しいながらも生計を立てることです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・何年かに一度の受注を五社で分け合って、ようやく糊口を凌いでるってのが現状。
(出典:有川浩『空の中』)

・現在も翻訳と通訳、そして日本語講師をして糊口を凌いでいる。
(出典:東山彰良『流』)

・私がフランス文学の翻訳で糊口を凌ぐことが出来たのは渡辺先生のお蔭である。
(出典:福永武彦『第五随筆集 書物の心』)

・警官という官吏の身分の端に登用され、糊口を凌いでいるのだ。
(出典:畠中恵『アイスクリン強し』)

・ガイノイドの非合法改造で糊口を凌いでいる有様だ。
(出典:虚淵玄『鬼哭街』)

類語

口を糊す(くちをのりす)
意味:やっと暮らしをたてる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

やっていく
意味:生活などを維持する。(出典:デジタル大辞泉)

暮らす(くらす)
意味:生計を立てる。(出典:デジタル大辞泉)

生活(せいかつ)
意味:暮らし。生計。(出典:精選版 日本国語大辞典)

食い繋ぐ(くいつなぐ)
意味:限られた食糧を少しずつ食べて生き延びる。(出典:デジタル大辞泉)

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