精力的
「精力的に活動する」などのように使う「精力的」という言葉。
「精力的」は、音読みで「せいりょくてき」と読みます。
「精力的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「精力的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
精力的の意味
「精力的」には次の意味があります。
・活動する力のあふれるさま。疲れを見せずに物事に積極的に対処していくさま。(出典:デジタル大辞泉)
「精力的に活動する」は「疲れを見せずに積極的に活動する」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その一方で、日本への復帰運動を精力的につづけている人も少なくない。
(出典:大宅壮一『炎は流れる3 明治と昭和の谷間』)
・そういうわけで彼は旅の後半であのように精力的に活動できたである。
(出典:ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(下)』)
・次の日から、仕事はなくてもすることを見つけたシズ様は精力的に動く。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第8巻』)
・コニー・チャンは、安ホテルに滞在して精力的に取材活動を続けていた。
(出典:今野敏『宇宙海兵隊ギガース1』)
・東京に住む夫の友人が、事情を知って精力的に探しまわってくれた。
(出典:小池真理子『ひるの幻 よるの夢』)
類語
・活発(かっぱつ)
意味:元気で勢いのよいさま。行動・活動などが生き生きとして盛んなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・快活(かいかつ)
意味:気持ちや性質が明るく元気のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・活動的(かつどうてき)
意味:元気よく動き、働くさま。活発なさま。(出典:デジタル大辞泉)
・能動的(のうどうてき)
意味:自分から他へはたらきかけるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・熱血(ねっけつ)
意味:あつくたぎるような血。また、熱烈な精神、意気。激しい情熱。(出典:精選版 日本国語大辞典)