笑う門には福来る
「座右の銘は笑う門には福来る」などのように使う「笑う門には福来る」という言葉。
「笑う門には福来る」は、訓読みで「わらうかどにはふくきたる」と読みます。
「笑う門には福来る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「笑う門には福来る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
笑う門には福来るの意味
「笑う門には福来る」には次の意味があります。
・笑いの絶えない人の家には、自然と幸福が訪れる。(出典:デジタル大辞泉)
「笑う門には福来る」をわかりやすく言うと「楽しく笑って過ごしている家庭には幸せが訪れる」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・「笑う門には福来る」と昔から日本ではよく言われておりますが、これは笑いというものが人生に取つて何か徳になるもの、人間の幸福と関係があることを証明しています。
(出典:岸田国士『笑について』)
・笑う門かどには福来るとも言いますけれど、しかし迂闊に笑ったのちに、その先の曲がり角で福ならぬ災いが待ち構えていることもありがちですし。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 13 憑物語』)
類語
・家族団欒(かぞくだんらん)
意味:家族が集まってうちとけた時間を過ごすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・幸福(こうふく)
意味:満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。(出典:デジタル大辞泉)
・楽しい(たのしい)
意味:満ち足りていて、愉快な気持ちである。(出典:デジタル大辞泉)
・豊か(ゆたか)
意味:満ち足りて不足のないさま。十分にあるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・賑やか(にぎやか)
意味:物音や人声などが盛んに聞こえるさま。よくしゃべったりして陽気なさま。(出典:デジタル大辞泉)