引越し
「引越しを手伝う」などのように使う「引越し」という言葉。
「引越し」は、訓読みで「ひっこし」と読みます。
「引越し」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「引越し」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
引越しの意味
「引越し」には次の意味があります。
・新築の家や修理の終わった家に入居したり，別の家に移り住むこと。（出典：世界大百科事典 第２版）
「引越し」をわかりやすく言うと「生活や活動する場所を別の場所に移り変えること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・君がそろそろ引越しの時期じゃないかと言ったのでその気になったんだ。
（出典：吉村昭『一家の主』）
・引越してきたばかりで一家が新しい居住環境に慣れるのに苦労したこと。
（出典：藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』）
・「だから引越した方がいいと言ったんです」 と女は小さな声で言った。
（出典：藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(上)』）
・引越しの度に、いつも自分で箱に入れて、どこに移動するにも一緒だった。
（出典：華恵『本を読むわたし ―My Book Report』）
・そのおかげで、奥さんは引越し荷造りはプロなみになったと笑っていた。
（出典：大塚公子『死刑執行人の苦悩』）
類語
・移住（いじゅう）
意味：住む場所を変えること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・移転（いてん）
意味：場所を移すこと。会社や店舗などの住所を移すこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・転居（てんきょ）
意味：住居をかえること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・住替え（すみかえ）
意味：住居や居所を替えること。（出典：デジタル大辞泉）
・転住（てんじゅう）
意味：住居をかえること。すまいを移すこと（出典：精選版 日本国語大辞典）
