競技
「競技に参加する」などのように使う「競技」という言葉。
「競技」は、音読みで「きょうぎ」と読みます。
「競技」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「競技」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
競技の意味
「競技」には次の意味があります。
・一定の規則に従って、技術や運動能力の優劣を互いにきそうこと。（出典：デジタル大辞泉）
互いに技術を競いあったり、優劣を争うことを意味します。
「一定の規則」というのは、つまりは「ルール」のことで、同じ条件の元で争うことで勝敗に不公平なく、正々堂々と戦うために設けられるものです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・グラウンド整備のため、本日の競技はこれで中止とさせていただきます。
（出典：竹井10日『ポケロリ 2 なかよしの章』）
・今日、朝の会の時間を使って、運動会でそれぞれが出場する競技を決めた。
（出典：入間人間『電波女と青春男 第4巻』）
・競技が始まって日の丸が上がるたびに、国民は誇らしさで胸を一杯にした。
（出典：阿川尚之『アメリカが嫌いですか』）
・この競技で順位が確定するとあって、どのチームも応援に力が入っている。
（出典：今野緒雪『マリア様がみてる 15 レディ、GO!』）
・野球っていう競技があるってことをあたしは知らなかった。
（出典：角田光代『太陽と毒ぐも』）
類語
・競争（きょうそう）
意味：互いに同じ目的に向かって勝敗・優劣をきそい合うこと。（出典：デジタル大辞泉）
・プレー（play）
意味：競技すること。また、競技やその技。（出典：デジタル大辞泉）
・競合（きょうごう）
意味：せりあうこと。きそいあうこと。（出典：デジタル大辞泉）
・競合い／競り合い（せりあい）
意味：互いに競争すること。（出典：デジタル大辞泉）
・角逐（かくちく）
意味：互いに争うこと。せりあい。（出典：デジタル大辞泉）
