稟議
「稟議を通す」などのように使う「稟議」という言葉。
「稟議」は、音読みで「りんぎ」と読みます。
「稟議」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「稟議」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
稟議の意味
「稟議」には次の意味があります。
・会社・官庁などで、会議を開催する手数を省くため、係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求めること。(出典:デジタル大辞泉)
「稟議」をわかりやすく言うと「会議で決裁をするのではなく、文書にして回覧し決裁を得ること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・予想どおり東京本店に稟議が通ったのである。
(出典:松本清張『空の城』)
・伊藤は稟議書を受取ると、急ぎ足でその部屋を出て行った。
(出典:半村良『都市の仮面』)
・ ところがこの稟議書には、失踪した岡谷の判がちゃんと押してある。
(出典:吉村達也『丸の内殺人物語』)
・稟議制度もなく、営業数字をつかもうにも充分整理が行われていない、という状況だったのである。
(出典:草野厚『証券恐慌――山一事件と日銀特融』)
・電話を切って、部下に稟議書を起案するよう命じた。
(出典:高杉良『生命燃ゆ』)
類語
・草案(そうあん)
意味:文章、特に規約などの下書き・原案。(出典:デジタル大辞泉)
・立案(りつあん)
意味:草案・文案をつくること。(出典:デジタル大辞泉)
・起案(きあん)
意味:公式文書などの草案を作ること。(出典:デジタル大辞泉)
・起草(きそう)
意味:草稿を書くこと。文案を作ること。(出典:デジタル大辞泉)
・承認(しょうにん)
意味:そのことが正当または事実であると認めること。(出典:デジタル大辞泉)