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始祖とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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始祖

「始祖の巨人」などのように使う「始祖」という言葉。

「始祖」は、音読みで「しそ」と読みます。

「始祖」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「始祖」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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始祖の意味

「始祖」には次の二つの意味があります。

1 ある家系の最初の人。
2 ある物事を最初に始めた人。創始者。元祖。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

始祖の意味①「ある家系の最初の人。」

「始祖」の一つ目の意味は「ある家系の最初の人。」です。

この意味では、家系や血統においての始まりの人を指すときに使われることが多いです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私たちも、あなたたちと同じように始祖の力と名をずっと継いできた。
(出典:赤松中学『緋弾のアリア 第2巻』)

・尚敬王を始祖とする最大勢力の祝いとあって規模も国家事業に匹敵した。
(出典:赤松中学『緋弾のアリア 第2巻』)

・ついでだから、始祖にも自分たちの無事をお祈りしておこうと思ったのだ。
(出典:ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 第3巻〈始祖の祈祷書〉』)

・コマ家の始祖らしい若光は長生きして老翁となり、白い髯がたれていた。
(出典:坂口安吾『安吾の新日本地理』)

類語

元祖(がんそ)
意味:家系の最初の人。(出典:デジタル大辞泉)

ルーツ
意味:祖先。始祖。(出典:デジタル大辞泉)

高祖(こうそ)
意味:遠い先祖。(出典:デジタル大辞泉)

先世(せんせい)
意味:系図の上で自分より前の世代。(出典:精選版 日本国語大辞典)

始祖の意味②「ある物事を最初に始めた人。創始者。元祖。」

「始祖」の二つ目の意味は「ある物事を最初に始めた人。創始者。元祖。」です。

「この流派の始祖である」であれば、「この流派の創始者である」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・広くなるためには、あるていどの浅さが必要であると始祖は教えたのだ。
(出典:陳舜臣『秘本三国志 1 (一)』)

始祖であれば、革命のリーダーになりえたであろうに。
(出典:陳舜臣『秘本三国志 1 (一)』)

・それもエジプトにおけるマムルーク階級の始祖たちによって。
(出典:古川日出男『アラビアの夜の種族1』)

・正統の王子の流謫伝説が、建国の始祖に結びつきやすいと言うわけである。
(出典:山口昌男『道化的世界』)

類語

開祖(かいそ)
意味:ある宗教を新たに開始した人。(出典:デジタル大辞泉)

元祖(がんそ)
意味:物事を最初に始めた人。(出典:デジタル大辞泉)

鼻祖(びそ)
意味:最初に物事を始めた人。(出典:デジタル大辞泉)

開山(かいさん)
意味:ある物事の創始者。(出典:デジタル大辞泉)

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