称賛
「称賛に値する」などのように使う「称賛」という言葉。
「称賛」は、音読みで「しょうさん」と読みます。
「称賛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「称賛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
賞賛の意味
「称賛」には次の意味があります。
・褒めたたえること。(出典:デジタル大辞泉)
「称賛」をわかりやすくいうと、素晴らしいことなどをおもいきり褒めることを意味する言葉になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私の行動がすべての人から称賛されたことがわかったからである。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻)
・リボンをつけて人々の称賛の目で見られることは少女の満足感をました。
(出典:竹下節子『パリのマリア』)
・そして実際、周囲の人々の称賛してる詩が彼には少しもわからなかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・私は彼女の仕草にその道の豊富な知識と手ぎわよさと優美さとを称賛せずにいられなかった。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)
・真実の自分とは反対な点を称賛されることを、断固としてしりぞけていた。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
類語
・賛美(さんび)
意味:ほめたたえること。(出典:デジタル大辞泉)
・称揚(しょうよう)
意味:ほめあげること。ほめたたえること。称誉。称賛。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・礼賛(れいさん)
意味:すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・賛嘆(さんたん)
意味:深く感心してほめること。(出典:デジタル大辞泉)
・絶賛(ぜっさん)
意味:口をきわめてほめること。この上ない称賛。(出典:デジタル大辞泉)