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神隠しとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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神隠し

「神隠しのようだ」などのように使う「神隠し」という言葉。

「神隠し」は、訓読みで「かみかくし」と読みます。

「神隠し」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「神隠し」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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神隠しの意味

「神隠し」には次の意味があります。

・子供・娘などが、突然行方不明になること。山の神や天狗などの仕業と信じられていた。(出典:デジタル大辞泉)

原因不明の失踪はなべて神隠しであると考えられ、神に対して返せ戻せと鉦や太鼓を打ちながら探し回ったとされます。
実際には、家出や誘拐・事故や精神疾患によるものと考えられています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし、神隠しの犯人としての鬼の位置はまことに大きいものがあった。
(出典:小松和彦『神隠しと日本人』)

・たしかに、神隠しには、神の声を聞くという積極的な面がないではない。
(出典:小松和彦『神隠しと日本人』)

・中には神隠しにでもあったように、忽然と姿を消してしまうものもいる。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)

・この店では昔から丁稚が毎年ひとり神隠しにあったようにいなくなる。
(出典:松井今朝子『辰巳屋疑獄』)

神隠しのように、どこかに消えてしまった沙綾を携帯電話で呼び続けた。
(出典:浜崎達也『絶対少年 ~神隠しの秋~穴森 携帯版小説 第1-6章』)

類語

・失踪(しっそう)
意味:行方をくらますこと。また、行方が知れないこと。失跡。(出典:デジタル大辞泉)

・迷子(まいご)
意味:紛失してしまって、見あたらないもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

行方不明(ゆくえふめい)
意味:ゆくえがわからないこと。どこへ行ってしまったかわからないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

消息を絶つ(しょうそくをたつ)
意味:消息が分からなくなる。行方不明になる。(出典:デジタル大辞泉)

紛失(ふんしつ)
意味:人が姿を消すこと。失踪。また、ぬけ出して逃げること。脱走。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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