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原作とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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原作

「原作に忠実に映画化する」などのように使う「原作」という言葉。

「原作」は、音読みで「げんさく」と読みます。

「原作」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「原作」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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原作の意味

「原作」には次の意味があります。

翻訳、脚色、改作のもととなった著作、作品。(出典:精選版 日本国語大辞典)

原本の作品を指して使用します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・僕は原作を映画より先に読んでいたのだが、これが実に読み応えがある。
(出典:赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』)

・いちども名前を聞いたことの無いような原作者が、ずいぶん多いですね。
(出典:太宰治『女の決闘』)

・いずれも原作の舞台となったマンの誕生の地リューベックの風景である。
(出典:北杜夫『マンボウぼうえんきょう』)

原作が子供たちをうるさがって腹を立てているのを見たことがありますよ。
(出典:ディケンズ/青木雄造,小池滋訳『荒涼館』)

・僕はこちらも写真の方は観ちゃいないが、原作は一度二度読んでいるからね。
(出典:京極夏彦『魍魎の匣』)

類語

オリジナル(original)
意味:文芸作品・楽曲などの原作や原曲。脚色・翻案・翻訳されたり、編曲されたりしたものに対していう。(出典:デジタル大辞泉)

原作(げんさく)
意味:翻訳、脚色、改作のもととなった著作、作品。(出典:精選版 日本国語大辞典)

原書(げんしょ)
意味:翻訳書・書写本などに対して、そのもとになっている書物。原本。(出典:デジタル大辞泉)

原本(げんぽん)
意味:翻刻・翻訳・抄録などする前の、もとの本。(出典:デジタル大辞泉)

原文(げんぶん)
意味:翻訳、改作、加筆、訂正などをしていないもとの文章。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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