瞬時
「態度を瞬時に切り替える」などのように使う「瞬時」という言葉。
「瞬時」は、音読みで「しゅんじ」と読みます。
「瞬時」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「瞬時」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
瞬時の意味
「瞬時」には次の意味があります。
・またたく間。ほんのわずかな時間。(出典:デジタル大辞泉)
「瞬時」という言葉をわかりやすく言うと、「瞬きをする間ぐらいあっという間」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・悲しみは比較的長いけど、驚きについてはまさに瞬時の反応にすぎない。
(出典:松岡圭祐『千里眼 The Start』)
・瞬時に反応した祐巳たちを見て、何事か起きたのだと判断したのだろう。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 34 リトル ホラーズ』)
・彼はこの敷地の中でなら、どこへでも瞬時にして移動する事ができる。
(出典:奈須きのこ『空の境界 (下)』)
・立っている乗客はチラリと目測してちょっと無理かなと瞬時に判断する。
(出典:森村誠一『殺人の組曲』)
・だから私は、瞬時に笑顔を作ってそれに対応しなければならなかった。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 28 フレーム オブ マインド』)
類語
・一瞬(いっしゅん)
意味:一度またたきをするほどの、きわめてわずかな時間。(出典:デジタル大辞泉)
・刹那(せつな)
意味:きわめて短い時間。瞬間。(出典:デジタル大辞泉)
・とっさ
意味:ごくわずかな時間。(出典:デジタル大辞泉)
・束の間(つかのま)
意味:ごく短い時間。ちょっとの間。(出典:デジタル大辞泉)
・たまゆら
意味:少しの間。ほんのしばらく。(出典:デジタル大辞泉)