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着服とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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着服

「資金の着服」などのように使う「着服」という言葉。

「着服」は、音読みで「着服」と読みます。

「着服」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「着服」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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着服の意味

「着服」には次の二つの意味があります。

1 衣服を着ること。
2 金品などをひそかに盗んで自分のものにすること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

着服の意味①「衣服を着ること。」

「着服」の一つ目の意味は「衣服を着ること。」です。

字の通りに服を身に着けることを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・たとえ同じ環境の車の中とはいえ、裸と着服という条件が違っているので、その間の腐敗の進行にはかなりの差が生じておかしくない。
(出典:上野正彦『死体は生きている』)

・彼女はお店で着服した服を気に入って購入した。

・訓練で着服した状態でプールに入る。

類語

装着(そうちゃく)
意味:身につけること。とりつけること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

着衣(ちゃくい)
意味:衣服を身につけること。また、着ている衣服。(出典:精選版 日本国語大辞典)

着用(ちゃくよう)
意味:衣服を身につけること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

支度(したく)
意味:外出するために身なりを整えること。(出典:デジタル大辞泉)

着服の意味②「金品などをひそかに盗んで自分のものにすること。」

「着服」の二つ目の意味は「金品などをひそかに盗んで自分のものにすること。」です。

多くはお金関係を盗むときに使われますが、ものを盗み取り自分のものにすることを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

着服警官の懲戒免職は当然としても、なぜ署幹部の処分がおくれたのか。
(出典:読売新聞大阪社会部『警察官ネコババ事件 おなかの赤ちゃんが助けてくれた』)

・ホンダ側はまだこの時点でも、二人は八千万円を着服すると見ていた。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』)

・それに主人の金を一銭だって着服したことはありません!
(出典:フーリック/大室幹雄訳『中国湖水殺人事件』)

・家賃を着服するというのは父としても最後の手段だったはずだ。
(出典:東野圭吾『殺人の門』)

類語

横領(おうりょう)
意味:人の物を不法に自分のものとすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

窃盗(せっとう)
意味:他人の財物をひそかに盗み取ること。(出典:デジタル大辞泉)

詐取(さしゅ)
意味:金品をだまして取ること。(出典:デジタル大辞泉)

窃取(せっしゅ)
意味:そっと盗み取ること。(出典:デジタル大辞泉)

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