着払い
「着払いを選択する」などのように使う「着払い」という言葉。
「着払い」は、音読みで「ちゃくばらい」と読みます。
「着払い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「着払い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
着払いの意味
「着払い」には次の意味があります。
・配達物などの送料または代金を受取人が支払うこと。(出典:デジタル大辞泉)
「着払い」をわかりやすく言い換えると、「配達物などの支払いを受け取る際に行う」となります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このため、テオドラが船賃を着払いの形で、ロンドンから日本に渡ってきたのである。
(出典:宮原安春『軽井沢物語』)
・「着払いでしょうか、先払いですか」 カウンターの中にいる女性が事務的な口調で訊ねてきた。
(出典:楡周平『フェイク』)
・それにしても着払いというのは少々横着な話だ。
(出典:宇神幸男『消えたオーケストラ』)
・そんなもの、マゼンタ・シザーに、着払いで叩き返しちゃおうよ!
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第8巻 -運命の連星』)
・六本木分室内で、着払いの送り状と梱包テープと大サイズの強化ダンボールを用意したアリスは、まず監視カメラの映像に、わざと居室を出て行く自分の姿を記録させたのだそうだ。
(出典:九里史生『SAO-Web-0408-エピローグ』)
類語
・支払い(しはらい)
意味:品物やサービスなどに対して、金銭を払い渡すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・先払い(さきばらい)
意味:品物を受け取る前に、代金を支払うこと。前払い。(出典:デジタル大辞泉)
・弁償(べんしょう)
意味:人に与えた損害を、金銭または物品によって埋め合わせすること。(出典:デジタル大辞泉)
・代金引換(だいきんひきかえ)
意味:代金を受け取るのと引き換えに品物を渡すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・勘定(かんじょう)
意味:代金を支払うこと。また、その代金。(出典:デジタル大辞泉)